「無職」

元々は現場監督の仕事をしていました。
休日出勤や残業が多い分、給料にはそこそこ反映されました(サービス残業もたくさんしました)が、正直あまり興味のあることではありませんでした。
新卒入社から6年半続けた仕事でしたが、その間自分を支えてたのは「社会に馴染まなきゃいけない、適応しなきゃいけない」という気持ちだけでした。
※最終的には時間の拘束がきつすぎてやめました。

学生時代に遡っても根っこは似たようなもので、学習内容に興味はないものの、「受験で結果を出すため、卒業要件を満たすため、勉強しなきゃいけない」という気持ちが分厚い雲のように頭上に広がっているのが当たり前でした。

つまり、仕事を辞めるまでの私は、自分の生き方は社会が決めるものだと思ってました。
その後、奇しくも無職になり、実家に寄れば常識人の親から「とにかく早く仕事に就け」と言われるのが日常になりました。
そんな声をなるべく浴びたくないという気持ちもあり、貯金を切り崩しつつそのまま一人暮らしを続けているのが現状です。

社会的にあまり良い目で見られない無職ですが、無職には1つ強みがあると思ってます。

誰よりも時間があること

私の場合、金にならなくても取り組んできたものとして、家計管理、山登り、シュノーケリングがあります。
無職になった今、その豊富な時間をそのような遊びに費やし、その遊びを形に残すためにプログラミングを学び工夫もする。
私の学習の原動力になっているのはこのブログであり、もっと突き詰めるなら「遊び」です。
遊びを知っていれば知っているほど、それをITの力と組み合わせて形にしたい、あるいは、何かしら実現したいことが芽生えてくるのではないかと思っていて、その力(外的動機付けではなく、内側から沸き起こる動力)は馬鹿にできないと思ってます。
この「遊び」と「プログラミング」の掛け算がどのような結果を生むのかに今は身を委ねたいと思ってます。

無職 x 遊び x プログラミング → ???